HERPの料金と特徴|現場を巻き込むスクラム採用型ATSの使いどころ
本記事は、求人媒体の選定・掲載を検討している企業の採用担当者に向けて執筆しています。読了までの数分で、明日から使える判断基準と具体的なアクションを持ち帰っていただける構成です。実務で迷ったときに立ち返る基準としてもご活用ください。
この記事でわかること
- HERPとは?基本情報と媒体の位置づけ——まず基本情報から押さえましょう。HERPは、人事だけでなく現場の社員を巻き込んで採用を進める「スクラム採用」という考え方を軸にした採用管理システムです。
- HERPの特徴3つ——1. スクラム採用という設計思想採用を人事部門だけの業務にせず、現場社員が候補者の評価やリファラルに関与する前提で設計されています。2. ビジネスチャットとの連携Slack等との連携により、候補者の進捗や評価依頼がチャット上で流れます。
- HERPの料金・費用|料金体系と金額の決まり方——HERPの料金は月額課金型のプラン制が基本です。利用する機能の範囲や企業規模、管理する候補者数に応じてプランが分かれる構造とされています。
- HERPのメリット——HERPを使う主なメリットは次のとおりです。現場社員を採用に巻き込む仕組みが標準で備わっているチャット連携により情報共有の手間が小さい媒体・エージェントの経路別分析がしやすい。
- HERPのデメリット|評判で挙がる注意点——強みの裏返しとして、次のような弱点・注意点があります。現場を巻き込む文化がないと機能を活かしきれないアカウント数の考え方によっては費用が膨らむ現場系・大量採用の業種には設計思想が合わない場合がある。
- HERPで効果を最大化する運用ポイント——同じ媒体でも使い方次第で応募数は数倍変わります。HERPの効果を最大化する運用ポイントは次の3つです。
この記事の目次
HERPとは?基本情報と媒体の位置づけ
まず基本情報から押さえましょう。HERPは、人事だけでなく現場の社員を巻き込んで採用を進める「スクラム採用」という考え方を軸にした採用管理システムです。Slackなどのビジネスチャットとの連携を前提とした設計で、候補者情報や選考の進捗が現場メンバーにも自然に共有される点が、従来型のATSと異なります。IT・Web企業を中心に導入が広がっています。
| 運営会社 | 株式会社HERP |
|---|---|
| 媒体タイプ | 採用管理システム(ATS/月額課金型) |
HERPの特徴3つ
1. スクラム採用という設計思想
採用を人事部門だけの業務にせず、現場社員が候補者の評価やリファラルに関与する前提で設計されています。
2. ビジネスチャットとの連携
Slack等との連携により、候補者の進捗や評価依頼がチャット上で流れます。ATSにログインする習慣のない現場社員でも関与しやすい構造です。
3. 複数媒体・エージェントの一元管理
求人媒体からの応募と人材紹介会社からの推薦を同じ画面で管理でき、経路別の分析がしやすくなっています。
HERPの料金・費用|料金体系と金額の決まり方
HERPの料金は月額課金型のプラン制が基本です。利用する機能の範囲や企業規模、管理する候補者数に応じてプランが分かれる構造とされています。ATSを比較する際に確認すべきは、①月額費用と初期導入費の内訳 ②利用アカウント数の上限(スクラム採用では現場社員もアカウントを持つため、人数課金だと総額が膨らみやすい)③求人媒体・人材紹介会社との連携が標準機能か、の3点です。特に②は、現場を巻き込む思想のツールである以上、アカウント数の考え方が総額に直結します。導入前に、実際に何名がツールを使う想定かを整理したうえで見積もりを取得してください。料金プランは改定されることがあるため、最新の内容は公式にご確認ください。
料金の絶対額よりも「応募1件・採用1名あたりいくらになるか」に換算して比較することが、媒体選定の失敗を防ぎます。
HERPのメリット
HERPを使う主なメリットは次のとおりです。
- 現場社員を採用に巻き込む仕組みが標準で備わっている
- チャット連携により情報共有の手間が小さい
- 媒体・エージェントの経路別分析がしやすい
HERPのデメリット|評判で挙がる注意点
強みの裏返しとして、次のような弱点・注意点があります。
- 現場を巻き込む文化がないと機能を活かしきれない
- アカウント数の考え方によっては費用が膨らむ
- 現場系・大量採用の業種には設計思想が合わない場合がある
HERPで効果を最大化する運用ポイント
同じ媒体でも使い方次第で応募数は数倍変わります。HERPの効果を最大化する運用ポイントは次の3つです。
ポイント1:現場の関与範囲を先に決める
「全員が採用に関わる」を掛け声で終わらせないため、誰が何をするか(書類レビュー、面接、リファラル)を具体的に定義しましょう。
ポイント2:リファラルの導線をセットで設計する
スクラム採用の効果が最も出るのはリファラルです。紹介インセンティブと、紹介しやすい仕組みを同時に用意してください。
ポイント3:経路別の採用単価を追う
媒体・エージェント・リファラルの経路別に単価を出せると、予算配分の判断が数字でできるようになります。
他媒体との使い分け・組み合わせ
HERPのようなATSは応募を集めるツールではなく、集まった応募と社内の関与を最大化するツールです。母集団形成は求人検索エンジン・応募課金型・スカウト媒体などで行い、その受け皿として使う役割分担が前提になります。
エンジニア採用など現場の関与が成果を左右する採用を行う企業、リファラル採用を強化したい企業に向いています。現場系の大量採用が中心の業種では、設計思想が合わない場合があります。業界別の媒体選定はITエンジニア採用に強い求人媒体比較・営業職採用に強い求人媒体比較も参考にしてください。
掲載開始までの基本ステップ
HERPの掲載開始までの流れは概ね次のとおりです。①アカウント開設(または代理店・連携ツール経由の申込)、②求人情報の登録(職種名・仕事内容・給与・勤務地・写真)、③掲載審査、④公開・配信開始、⑤効果を見ながら原稿・設定を調整。
つまずきやすいのは②の求人情報登録です。ここで手を抜くと、公開後の効果がすべて頭打ちになります。求人票の書き方の記事を参考に、公開前に原稿の質を高めておきましょう。
ATSを比較するときの実務的な評価軸
採用管理システムは製品数が多く、機能一覧を並べても違いが見えにくいのが実情です。実務で差が出る評価軸に絞って比較すべきです。
| 評価軸 | 確認する内容 | 差が出る理由 |
|---|---|---|
| 課金の単位 | 企業単位か、アカウント数か、候補者数か | 現場を巻き込むほど人数課金は総額が膨らむ |
| 媒体連携 | 利用中の媒体と標準連携があるか | 手入力が残ると一元管理の意味が薄れる |
| 紹介会社の管理 | エージェントからの推薦を同じ画面で扱えるか | 経路別の単価分析ができるかが変わる |
| 現場の使いやすさ | ログインせずに評価やコメントができるか | 現場が使わないATSは形骸化する |
| 導入支援 | 初期設定と運用定着の支援があるか | ATSは導入後3ヶ月が定着の分かれ目 |
この5軸で2〜3製品を比較すれば、自社に合うものは絞れます。特に「現場の使いやすさ」は軽視されがちですが、実務では最も重要です。人事だけがログインして更新するATSは、結局スプレッドシートと変わらない運用に戻ります。
そして導入前に必ず確認すべきなのは、ATSで解決したい課題が「応募をさばききれていない」ことなのか、「そもそも応募が来ない」ことなのかです。後者であればATSは解決策になりません。投資すべきは母集団形成の側であり、費用が応募実績に連動するサービスなども含めて比較検討すべき局面です。
「まず応募を確保する」を最短で実現する方法
戦略や改善は重要ですが、現場で今必要なのは「応募が来ること」そのものです。こうした媒体の選定・運用の成果を最短距離で作る手段として、運用込みの有効応募課金型サービスという選択肢があります。
Oubo Payなら、依頼後は求人情報を渡すだけ。主要媒体への配信・運用改善を専門チームが行い、費用は条件を満たす有効応募1件につき5,000円〜のみです。詳細は有効応募課金の詳しい解説とOubo Payの料金ページをご確認ください。
まとめ
本記事では、「HERPとは?基本情報と媒体の位置づけ」 → 「HERPの特徴3つ」 → 「HERPの料金・費用|料金体系と金額の決まり方」 → 「HERPのメリット」 → 「HERPのデメリット|評判で挙がる注意点」 → 「HERPで効果を最大化する運用ポイント」の流れで解説しました。
- HERPとは?基本情報と媒体の位置づけ:Slackなどのビジネスチャットとの連携を前提とした設計で、候補者情報や選考の進捗が現場メンバーにも自然に共有される点が、従来型のATSと異なります。IT・Web企業を中心に導入が広がっています。
- HERPの特徴3つ:ATSにログインする習慣のない現場社員でも関与しやすい構造です。3. 複数媒体・エージェントの一元管理求人媒体からの応募と人材紹介会社からの推薦を同じ画面で管理でき、経路別の分析がしやすくなっています。
- HERPの料金・費用|料金体系と金額の決まり方:ATSを比較する際に確認すべきは、①月額費用と初期導入費の内訳 ②利用アカウント数の上限(スクラム採用では現場社員もアカウントを持つため、人数課金だと総額が膨らみやすい)③求人媒体・人材紹介会社との連携が標準機能か、の3点です。特に②は、現場を巻き込む思想のツールである以上、アカウント数の考え方が総額に直結します。
- HERPのメリット:現場社員を採用に巻き込む仕組みが標準で備わっているチャット連携により情報共有の手間が小さい媒体・エージェントの経路別分析がしやすい。
- HERPのデメリット|評判で挙がる注意点:現場を巻き込む文化がないと機能を活かしきれないアカウント数の考え方によっては費用が膨らむ現場系・大量採用の業種には設計思想が合わない場合がある。
- HERPで効果を最大化する運用ポイント:ポイント1:現場の関与範囲を先に決める「全員が採用に関わる」を掛け声で終わらせないため、誰が何をするか(書類レビュー、面接、リファラル)を具体的に定義しましょう。ポイント2:リファラルの導線をセットで設計するスクラム採用の効果が最も出るのはリファラルです。
- 他媒体との使い分け・組み合わせ:エンジニア採用など現場の関与が成果を左右する採用を行う企業、リファラル採用を強化したい企業に向いています。現場系の大量採用が中心の業種では、設計思想が合わない場合があります。
本記事では、HERPの料金と特徴について解説しました。特に「HERPとは?基本情報と媒体の位置づけ」「HERPの特徴3つ」は、今日から着手できる実務ポイントです。すべてを一度にやる必要はありません。自社の状況に照らして、効果の大きそうな一手から始めてみてください。
採用市場は変化が速く、昨年の正解が今年も通用するとは限りません。定期的に本コラムの最新記事もチェックしながら、自社の採用をアップデートしていってください。
実践チェックリスト
最後に、この記事の内容を行動に変えるためのセルフチェックです。
- HERPとは?基本情報と媒体の位置づけの内容を、自社の採用フロー・直近の実績と照らし合わせて課題を洗い出した
- HERPの特徴3つのポイントを、今週実行する具体的なアクション1つに落とし込んだ
- HERPの料金・費用|料金体系と金額の決まり方について、自社の現状を数字で確認した(担当者・期限を決めて記録する)
- HERPのメリットの内容を、自社の採用フロー・直近の実績と照らし合わせて課題を洗い出した
- HERPのデメリット|評判で挙がる注意点のポイントを、今週実行する具体的なアクション1つに落とし込んだ
- HERPで効果を最大化する運用ポイントについて、自社の現状を数字で確認した(担当者・期限を決めて記録する)
次の一歩
この記事を読み終えたら、次の3ステップで実務に落とし込んでください。
- STEP1「HERPとは?基本情報と媒体の位置づけ」の要点をチームに共有する
- STEP2「HERPの特徴3つ」の内容で現状の課題を議論する
- STEP3「HERPの料金・費用|料金体系と金額の決まり方」から実行項目を決め、担当と期限を設定する
よくある質問
HERPはどんな企業に向いていますか?
HERPの費用はどのくらいかかりますか?
HERPの評判・口コミはどう見ればよいですか?
HERPへの掲載方法・申し込みの流れを教えてください。
媒体運用まで手が回らないのですが、方法はありますか?
用語ミニ解説
本記事に登場した採用用語を簡単に整理します。
- 母集団形成
- 自社の求人に応募・興味を持つ候補者の集団を作る採用活動の初期プロセス。量と質のバランス設計が重要となる。
- 採用管理システム(ATS)
- 求人・応募者情報・選考状況を一元管理するシステム。応募対応の抜け漏れ防止とチャネル別の効果測定に役立つ。
- リファラル採用
- 社員からの紹介による採用手法。採用単価が低く定着率が高い傾向があるが、制度設計と社内への浸透が成否を分ける。
- 人材紹介
- 紹介会社が求職者と企業をマッチングし、採用成立時に成功報酬(理論年収の30〜35%程度が相場)を受け取るサービス。有料職業紹介事業の許可が必要。
- 求人票
- 募集条件・仕事内容・待遇などをまとめた募集要項。書き方ひとつで応募数が数倍変わる、採用の最重要ドキュメント。
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